那覇市長選、仲松氏は不出馬、知念氏を支援へ 後援会と参政党が協定を締結


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那覇市長選で政策協定を結び、知念覚氏への候補者一本化で合意した知念覚氏後援会の真栄田篤彦会長(左)と、参政党の仲松寛氏(中央)、筧英司県支部長=8日、那覇市の後援会事務所

 23日投開票の那覇市長選に出馬を表明している無所属新人で前那覇市副市長の知念覚氏(59)=自民、公明推薦=の後援会は8日、参政党県支部と4項目からなる政策協定を締結した。参政党から立候補の意向を示していた仲松寛氏(59)は出馬を取りやめ、知念氏支援に回る。協定は(1)新型コロナワクチンを接種していない人の自由や人権を守り、マスク義務化の解除(2)子どもへの強制的なワクチン接種は行わない(3)少子化・子育て改善対策室の設置(4)食品のアレルギー対策、食品表示義務などの強化―の4項目。

 同日の調印式で知念氏後援会の真栄田篤彦会長は「候補者一本化をお願いし、快諾をいただいた」と話した。

 出馬を取りやめた仲松氏は「参政党の政策を生かす一点で党本部から説得された。私の思いを知念氏に託す」と話した。

(’22那覇市長選取材班)