造倉、悔しい3位 重量挙げ少年男子89キロ級 とちぎ国体


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少年男子89キロ級 ジャークで140キロを挙げ3位となった造倉翼(斎藤学撮影)

 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」第9日の9日、重量挙げ少年男子89キロ級の造倉翼(糸満高)ジャークで140キロで3位に入賞し、トータルでも3位だった。

 トータル3位とはいえ、結果には納得がいかない様子がありあり。「悔しい」の一言が真っ先に漏れた。少年男子89キロ級に出場しスナッチ114キロで5位、ジャーク140キロで3位に入った造倉翼(糸満高)。ジャークの際に「暑くて大会で初めて立ちくらみをした」と言う。当初の1位狙いのもくろみは外れた。

 「得意のジャークで取り戻せるだろう」と踏んでいたが、ライバルの石川勇人(日大藤沢高)らが重量を上げてきて「自己ベストでいこうと決めた」。結果は「2本目でほとんど体力を使って乗っけられず、諦めた」と悔やむ。悔しさをバネに大学では必ずリベンジすると力んだ。
 (斎藤学)