
【栃木国体取材班】第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」は10日、栃木県の宇都宮清原球場で軟式野球成年男子の決勝を行い、沖縄選抜が福岡代表の福岡サニクリーンを2―1のサヨナラで破り、優勝を果たした。同競技で栄冠を手にしたのは、競技区分が「一般軟式の部」だった1987年の海邦国体以来35年ぶり。
沖縄選抜は延長十回裏に四球や犠打で1死二、三塁とし、西川寛仁の内野ゴロの間に三走の上間智晴が本塁に滑り込んで試合を決めた。
喜屋武満監督は「全員で心を一つにして優勝を目指してきた。みんなで夢をかなえることができて、本当にうれしい」と喜んだ。
(砂川博範)