【一問一答】「何が裏切りか逆に聞きたい」那覇・城間市長、知念氏支持への経緯問われ 那覇市長選


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知念覚氏の事務所で報道各社の質問に答える城間幹子市長=12日、那覇市おもろまち(大城直也撮影)

 那覇市長選で知念覚氏の支持を表明した城間幹子市長と報道陣との主なやり取りは次の通り。

 ―どういった思いでここに来たのか。

 「知念さんに『翁長雄志さんも喜んでるよ』って言ったら『そうだね』ってお互いウルッときた。翁長さんがオール沖縄を形成し出発したあの時に戻りたい。(知念氏の出馬会見で)浦崎唯昭元副知事らが並んだ映像を見て翁長さんが出発した時の面々だと思った」

 ―知念氏を支持する理由は。

 「8年間、一緒に市政運営をしてきた責任を取ると言うとふさわしい表現か分からないが、それだけの信頼感があった。私が種をまいた事業をスムーズに進めてくれると期待した。揺れ動く時期もあったが、最終的な決め手はこの二つだ」

 ―オール沖縄側からは裏切ったと見られる可能性もあるのでは。

 「そういう言葉を聞いたら、何を裏切ったのかと逆に聞いてみたい。翁長さんからバトンを受け継いで2期8年、市政を発展させた。それが私のやるべきことだった。恩返しができたんじゃないか」

 ―今のオール沖縄は左に寄り過ぎて仕切り直しが必要ということか。

 「その通りだ」

 ―自身の辺野古新基地建設反対の姿勢は変わらないか。

 「はい」