いらなくなった学生服ありませんか? 回収→安価で販売 沖縄県内のリユース4店舗とあしびなーがプロジェクト


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
まわる制服プロジェクトを実施する沖縄アウトレットモールあしびなーの國枝江里子支配人(前列中央)と学制服リユース店舗の代表=豊見城市豊崎の沖縄アウトレットモールあしびなー

 【豊見城】沖縄アウトレットモールあしびなー(豊見城市豊崎)ではこのほど、SDGs(持続可能な開発目標)の一環として、学生服をリユースする県内4店舗と連携して取り組む「まわる制服プロジェクト」を立ち上げた。

 同プロジェクトは、学校を卒業するなどして必要がなくなった学生服を、あしびなー内にある店舗「ママのリフォーム」で回収し、リユース店舗に寄贈して、経済的な理由などで制服を購入するのが難しい世帯に向け、安価な値段で販売する。あしびなーの國枝江里子支配人は「多くの県民の皆さまに制服への寄贈をお願いしたい」と呼び掛けた。リユース店舗の一つ、「学生服リユース子ども応援団 笑(わら)びん」(沖縄市)の森田好美代表は「このプロジェクトによって、県内全域で学生服リユースの周知が広がれば」と期待した。

 このほか参加するリユース店舗は「学生服リユースリサイクル ゆいまぁる」(浦添市)、「学生服のリサイクル サンタの家」(那覇市)、「学生服リサイクル 大和商会」(同)。プロジェクトは12月31日まで。

(金城実倫)