アマゾン販売事業者アワード、ミヤギミート(那覇市)が「ご当地の魅力発信賞」、沖縄の土産物や食品販売


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
「Amazon.co.jp 販売事業者アワード2022」の「ご当地の魅力発信賞」の受賞を喜ぶミヤギミートの従業員ら=14日、那覇市松尾

 インターネット通販大手のアマゾンジャパン(東京、ジャスパー・チャン社長)は13日、「Amazon.co.jp 販売事業者アワード2022」を発表し、「ご当地の魅力発信賞」にミヤギミート(那覇市、仲村淳代表)を選出した。

 「ご当地の魅力発信賞」は、アマゾンを通じて地域の魅力ある商品を販売する中小規模の事業者を対象にしている。

 ミヤギミートは2013年からアマゾンで土産品や食料品などを販売している。2019年からアマゾンの配送代行サービス(FBA)を利用することで業務の効率化を図り、前年比で約2倍売り上げを伸ばした。

 コロナ禍で商品の売れ行きが低迷する事業者と連携して出品するなどの取り組みも進めており、今年も前年比40%増を見込んでいる。

 仲村代表は「商品をアマゾンの物流拠点に預けることで梱包(こんぽう)や発送などの業務から解放されるため、より多くの受注に対応できるようになっている」とFBAの効果を強調。「出品する県産品の需要は根強く、製造業者や地域も巻き込んでみんなで幸せになれるよう業績を拡大したい」と抱負を語った。

 「販売事業者アワード2022」では、顧客満足度や売り上げ、アマゾンが提供するサービスの活用度などを指標に9部門55社を選出した。
 (小波津智也)