【久米島】「第1回酒屋が選ぶ焼酎大賞」(同実行委員会主催)の授賞式が10月、東京都内で開催され、泡盛部門で米島(よねしま)酒造の「星の灯」が大賞に選ばれた。
賞は、新型コロナウイルスの影響や物価高騰などにより厳しい状況が続く飲食店業界を盛り上げようと企画され、焼酎を取り扱う全国の酒販店139店が協力し、芋、麦、米、黒糖、泡盛の5部門から273銘柄がノミネートされた。酒販店から審査員112人がブラインドテイスティング形式で厳選な審査を行い、各部門から大賞1点、優秀賞2点が選出された。
泡盛部門大賞の「星の灯」について、審査員からは「米のうまみがしっかりしていた」「メロンのようなフルーティーさがあった」などのコメントが寄せられた。
米島酒造4代目の田場俊之さんは「いろいろなお酒の味を知っている全国の酒屋さんから選ばれたことはとても光栄。これからも慢心せず泡盛造りに精進していきたいと思う」と話した。
このほか泡盛部門では、優秀賞に請福酒造の「直火請福」と宮里酒造所の「春雨マイルド」が選ばれた。
(盛長容子通信員)