基地も戦争も 沖縄に要らぬ、国際反戦デー集会


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 沖縄平和運動センターは21日、「10・21国際反戦デー沖縄集会」を那覇市の県民広場で開いた。約60人が参加し、参加者からはロシアのウクライナ侵攻や台湾有事への危機感が語られた。「沖縄に戦争も基地も要らない。平和を希求する心で頑張ろう」と訴えた。

 上原邦夫共同代表は「ベトナム戦争時も沖縄から爆撃機が出撃した。台湾有事が起きたら沖縄から飛行機が飛ぶことになるだろう。沖縄は出撃基地になり、狙われる場所になる」と強調した。

 「9・29県民大会決議を実現させる会」の玉寄哲永さんは「(政権与党に)戦争のシナリオを書かせてはいけない。沖縄は(沖縄戦の)二の舞になる」と訴えた。
 (塚崎昇平)