販路拡大へアピール 県内食品メーカーとバイヤーつなぐ商談会 産業まつり 沖縄


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県内事業者41社、県外バイヤー12社が参加した「守礼門プログラム2022 食の商談会・評価会」=21日、県立武道館錬成場

 沖縄県内食品メーカーを県外のバイヤーとつなぎ、販路拡大や商品力向上を支援する「守礼門プログラム2022 食の商談会・評価会」(中小企業基盤整備機構沖縄事務所主催)が21日、県立武道館錬成場で開かれた。産業まつりとの同時開催は3年ぶり。県外バイヤー12社、県内事業者41社が参加し、合計で115回の商談を実施した。

 食品スーパー大手のライフコーポレーション(東京)は今回初めて参加した。チーフバイヤーの岡村祐也氏は「首都圏で店舗を展開しているので、競合他社と差別化できる商品を求めて参加している。今後の取引につながりそうな商品もあったが、例えば同じ内容の商品について各社がもっと独自色を出せれば面白いと思う」と提案した。

 中小機構沖縄事務所の越智稔之所長は「県内事業者は自社製品の魅了を十分に把握してバイヤーにしっかりアピールしていた。取引につながらなくても評価をじかに聞ける機会なので、それを生かして改善につなげてほしい」と話した。

(小波津智也)