NTT西日本沖縄支店は23日、沖縄県浦添市の同社城間ビルで「首里城ウォールアート」のギネス世界記録認定証授与式を開催した。ウォールアートは、9色の折り紙で折られたリボン3千枚で作られた。「蝶ネクタイとリボンの折り紙による最多展示」として認定された。
沖縄支店の社員約900人の手で完成させた。日本復帰50年の節目に行われる首里城正殿着工に合わせて、1日も早い首里城再建へ願いを込めた。人と人をつなぐ仕事を担っていることと、沖縄の「結の精神」をリボンの折り紙で表現したという。
古江健太郎支店長は「首里城への願いと地域に元気を届けたいという思いを込めて取り組んだ。これからも地域と共に歩んでいきたい」とあいさつした。
ウォールアートは11月10日から23日まで、那覇市の首里城公園内「首里杜館」で展示される。 (金盛文香)