墜落を想定し負傷者を搬送…米海兵隊が訓練を報道陣に公開、オスプレイの安全性アピール 沖縄・北部訓練場


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メディアに公開されたジャングル戦闘訓練センター。ジャングル医療コースで、墜落を想定した機体からけが人を運び出す訓練を行う海兵隊員ら=26日、東村の北部訓練場(小川昌宏撮影)

 【北部】米海兵隊第3海兵遠征軍は24~26日、報道機関向けのワークショップを開催し、米軍キャンプ・ハンセン、北部訓練場などの施設や訓練の一部を公開した。海兵隊の組織や活動内容などに理解を深めてもらうことが目的だという。

 ワークショップでは、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの搭乗体験を実施。射撃訓練、シミュレーターによる戦闘訓練なども公開し、一部を報道関係者らに体験させた。

 26日は北部訓練場(ジャングル戦闘訓練センター)内部を案内。墜落したことを想定した機体から負傷者を運び出す訓練の様子などを公開した。

 海兵隊は、日本などアジアの同盟国との連携強化やオスプレイの安全性などをアピール。今後も施設や訓練の一部を公開することに前向きな姿勢を示している。
 (長嶺晃太朗)