米軍、陸自与那国駐屯地で訓練へ 日米合同委員会で合意、調整所を設置 日米統合演習


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与那国島(資料写真)

 【東京】防衛省はこのほど、11月10日から始まる日米共同統合演習「キーン・ソード」の一環で、米軍が陸上自衛隊与那国駐屯地を利用することについて日米合同委員会で合意したと発表した。日米共同調整所の設置や国民保護を含む連絡調整、警備部隊の輸送を予定している。

 山崎幸二統合幕僚長は27日の定例記者会見で「あらゆる事態において隙のない態勢をつくることが求められている。最西端に位置する与那国での訓練は重要だ」と語った。

 日米合同委員会の合意は、訓練で使う仮設建物などの建設から取り壊しまでを含め11月1日から25日までを共同使用期間としている。
 (明真南斗)