第22回全国障害者スポーツ大会(いちご一会とちぎ大会)は29日、栃木県で開幕する。開幕を前に27日、県選手団の結団式が那覇空港で開かれた。大会には選手と役員計42人が参加する。4年ぶりの大会に緊張と期待をにじませ開催地の栃木県へ出発した。
団長を務める県障がい者スポーツ協会の宮里好一理事長は「全国の仲間と競い合い、勝ったり負けたりしながら新しい成長をしてほしい。楽しく明るく元気に一生懸命取り組もう」と選手らを鼓舞した。選手を代表し、100メートル陸上に出場するハリヴェイジャーミーは「頑張っていきましょう」と盛り上げた。個人で掲げる目標は「11秒台を出すこと」。「みんなで頑張れたらいい」と県代表として胸を張る。
県勢は29~31日の大会期間中、陸上や卓球など個人種目に16人、女子バスケットボールの団体競技に6人の計22人が参加する。
(金盛文香)