沖縄で人気のダイビングスポット「アポガマ」で今年3人死亡 「泳ぐな危険」の看板設置 恩納村


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海岸の入り口に設置された注意喚起の看板(写真右)

 沖縄県恩納村(長浜善巳村長)は28日、海難事故が多発している同村の自然海岸(通称・アポガマ)の入り口に「泳ぐな危険」と書かれた看板を設置した。同日、那覇海上保安部職員と石川署員約20人がパトロールを実施し、遊泳客に注意を呼びかけた。11管区海上保安本部によると、アポガマでは今年に入ってから3人が亡くなっており、過去5年で最多。

 11管の担当者によるとアポガマは干潮時、岸から沖に向かって数百メートル歩いて渡ることができ、ダイビングやシュノーケルで人気のスポットとなっている。一方、潮の流れが読みづらく、離岸流も発生する場所であることから、マリンレジャーには適していない海岸だという。