ドラフト2位・金村尚真投手「球団を代表する選手に」日ハムが指名あいさつ 豊見城市出身 富士大


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日本ハムから指名あいさつを受けた富士大の金村尚真(同大提供)

 プロ野球ドラフト会議で日本ハムから2位指名を受けた、沖縄県豊見城市出身で富士大の金村尚真投手(豊見城中―岡山学芸館高出)が27日、岩手県の同大で球団の大渕隆スカウト部長らから指名あいさつを受けた。金村は「(日本ハムの伊藤大海投手のような)球団を代表する選手になりたい。頑張りたい」と決意を述べた。

 面談後の会見で、大渕部長は「制球が良いことはプロで活躍する上で大事。期待している」と述べた。金村は「持ち味のコントロールを評価してもらえてうれしい」と満面の笑みを浮かべた。白井康勝スカウトからは「体つきやストレートの質が伊藤投手に似ている」との評価も得た。

 仮契約は11月上旬に行われる予定という。金村は身長176センチ、体重80キロで右投げ右打ち。直球は最速150キロで、多彩な変化球も持つ。大学3年春に北東北大1部リーグで史上2人目の完全試合を果たすなどした。

(金良孝矢)