西表島で道路が崩落、通行止め 八重山地方で大雨 石垣市川平321ミリ、11月の24時間雨量で過去最大


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大雨の影響で崩落した竹富町西表島上原の農道(町提供)

 【八重山】1日に沖縄県八重山地方で大雨が降った影響で、石垣島や西表島では土砂崩れや道路の崩落などの影響が出た。石垣島地方気象台によると、1日には石垣市川平で、11月の24時間雨量としては過去最大となる321・5ミリの雨量が観測された。西表島では2日午後11時現在48時間降水量が413・5ミリだった。

 竹富町によると、西表島上原では農道の一部が崩落し、通行止めとなっている。けが人や民家などへの被害はない。町によると、崩落した部分を含めた道路の破損箇所の延長は50メートルほどで、町は国に災害復旧事業の申請をするという。

 また石垣市では野底と嵩田の林道で、計5カ所の土砂崩れが確認されている。

(西銘研志郎)