浦添・前田の「ワカリジー(為朝岩)」きょうから5日までライトアップ  コロナ収束や医療従事者への敬意込め 前田自治会


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ワカリジーライトアップをアピールする前田自治会の石川仁孝会長(左)と下地洋平さん=10月27日、浦添市の前田自治会館広場

 【浦添】浦添市の前田自治会(石川仁孝会長)のOB会、青年会が中心となり、前田を象徴する琉球石灰岩の岩、ワカリジー(為朝岩)を3~5日の夜、ライトアップする。2年ぶり2回目の実施で、新型コロナの収束や医療従事者への敬意、地域の繁栄への願いが込められている。

 ライトアップは県の「沖縄らしい風景づくりに係る人材育成事業」の一環で、10台のLED投光器が用意され、ワカリジーを明るく照らす。OB会の比嘉辰次さん(46)は「この機会に周辺の人や多くの人にワカリジーに興味を持ってもらいたい」と話し、下地洋平さん(45)は「前田のシンボル・ワカリジーで経済も元気いっぱいになってほしい。ぜひご覧ください」と呼びかけた。時間は午後6時~10時まで、荒天時は中止になる。