東村長選、前村議会議長の港川氏が出馬へ


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港川實登氏

 【東】2023年4月に任期満了を迎える沖縄県東村長選で、前村議会議長で前村議の新人、港川實登氏(70)が出馬することが5日までに分かった。早期に達成すべき政策として、小学校の統廃合と高齢者施設整備を挙げた。

 農業業と観光業をリンクした産業振興や企業誘致なども掲げる。米軍機の騒音などの問題について「深刻だ。その都度、日米両政府に毅然と申し入れる」と述べた。

 現村政については「議会との調整が不足している。首長が考えを説明し理解を求める姿勢が大切だ」と指摘した。村議8人中、保守系5人が港川氏を支持している。

 港川實登氏 (みなとがわ・みつのり)1952年2月生まれ。村高江出身。辺土名高卒。大阪府警退職後、村観光推進協議会理事長などを務め、2014年の村議選に初当選。18年から議長を1期務めた。