巨大地震想定、那覇の海岸でも避難訓練　200人が参加　「津波防災の日」

　東日本大震災をきっかけに制定された「津波防災の日」の5日、巨大地震による津波を想定した避難訓練が全国各地で実施された。3月に宮城、福島両県で震度6強を観測するなど地震が相次ぐ中、住民と行政の防災力を高める狙いだ。

　沖縄県那覇市の海岸では、市民ら約200人が参加。午前11時に防災無線が地震発生を伝え、砂浜にいた子どもたちは一斉に身をかがめた。

　岩手県大槌町では午前7時半すぎ、防災行政無線で「ただちに高台に避難してください」と放送。小中学生約600人がそれぞれ安全な場所へと急いだ。

（共同通信）