沖縄県は7日、県内で新たに10歳未満から90代までの132人が新型コロナウイルスに感染したほか、90歳以上の男女計3人が感染後に死亡したと発表した。新規感染者数は前日に比べ135人減り、前週の同じ曜日より13人増加した。
新規陽性者の年代別では、20代が24人、40代が23人、10代が20人、30代と10歳未満が19人などとなっている。重症化リスクのある発生届け出対象者は30人。地域別のうち市では、那覇市で10人、豊見城市で7人、宜野湾市と石垣市で各2人、浦添市、名護市、糸満市、南城市で各1人。
入院中は83人で病床使用率は13・4%。宿泊施設療養中は132人。死亡した3人のうち、1人は施設入所中、2人は病院に入院中だった。
石垣市内の三つの社会福祉施設、名護市内の二つの病院と社会福祉施設で、計6例のクラスターがあった。すでに収束した。 (中村万里子)
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