日ハム、国頭キャンプ開始 初日から新庄色、“逆走”練習も


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 日本ハムの秋季キャンプが7日、国頭村で始まった。新庄剛志監督は「練習は試合のようにやって、試合で練習のようにやれる準備をさせたい」と就任2年目の来季へテーマを掲げた。

 左打者の“走り打ち”を矯正するため、打ったら三塁へ走る珍しい打撃練習も取り入れた。「内野も(普段と)違う動きで、ちょっと器用さが生まれるかな」と初日から独自色を存分に出した。

打った後に三塁へ走る練習をする日本ハムの選手
選手に指示を出す日本ハム・新庄監督=国頭村

 ドラフト3位指名を受け、米大リーグ、メッツ傘下のマイナーから加入した加藤豪将内野手にとっては初の日本でのキャンプで「イメージ的には柔道を学んでいる感じ」と、バント練習など米国とは違う環境が新鮮な様子。ノックではユニホームを泥だらけにし「めちゃくちゃ楽しかった」と笑った。

 打撃練習で5本の柵越えを放った後はブルペンで打席に立ち、日本のストライクゾーンを入念に確認。「イメージが付けば、このオフにどういう過ごし方をすればいいか分かる」と精力的だった。
(共同通信)