ゲートで市民ら60人抗議 辺野古海上にカヌー、工事警戒


この記事を書いた人 金城 美智子
米軍キャンプ・シュワブに向かって「基地のない沖縄を返せ」と声を上げる市民ら=27日午前9時ごろ、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に伴う新基地建設に反対する市民ら約60人は27日早朝から、米軍キャンプ・シュワブの2カ所のゲートで抗議行動を続けている

 海上では、沖縄防衛局の調査船など数隻が出ているが新たなフロート(浮具)設置などの作業再開は確認されていない。辺野古移設に反対する市民らは抗議船4隻、カヌー隊が13挺が臨時制限区域内に入るなど、移設作業再開に向けた動きを警戒し、抗議している。
 ゲート前では市民らが「基地のない沖縄を返せ」「平和な沖縄を返せ」と声を上げ、政府への批判を繰り返した。【琉球新報電子版】