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きいやま商店「子どもたちにコントを」 12月のコント特化の舞台に「みらいチケット」 子どもの料金、大人が一部負担

「子どもみらいチケット」で子どものコント観劇を支える「きいやま商店」のマストさん(右端)、だいちゃん(右から2人目)、リョーサさん(左端)と、作・演出の徳田博丸さん(左から2人目)=13日、那覇市の琉球新報社

 子どもにコントを―。石垣島出身の3人組バンド「きいやま商店」が、12月2日に那覇市のパレット市民劇場でコント特化の舞台「きいやま商店大爆笑劇場2022」を開催するにあたり、子どもの観劇料金の一部を大人の誰かが負担する「子どもみらいチケット」を取り入れている。すでに70席超の支援があり、メンバーの思いが広がっている。

 メンバーの3人はかつて民放放送がなかった石垣島で、ビデオに録画された伝説のお笑いグループ「ザ・ドリフターズ」のコントを見て育った。子どもの頃から、島の敬老会や親戚の集まりでコントを披露。コントで人を喜ばせたいという思いは08年のバンド結成後も続き、音楽とコントが融合したライブはきいやま商店の代名詞となっている。

 19年に同タイトルの舞台を大阪、横浜、那覇の3都市で開催した。それまで音楽の合間にコントを披露していたが、コント主体の舞台はこの時が初めてだった。手応えを得たが、コロナ禍で20年以降は開催を見合わせていた。

 再び開催できることになり、子どもたちに見てもらいたいと感じた。しかし、コントは設備や衣装が多く、子ども料金の設定が困難。作・演出の徳田博丸さんが、タコライスラバーズの「みらいチケット」をヒントに、子ども料金を低減する「子どもみらいチケット」を導入した。

 タコライスラバーズとは、協力店舗でタコライスを食べる際、支払いに2~300円上乗せして「みらいチケット」を購入。各店の掲示板に貼られたチケットを使い、子どもたちは無料でタコライスが食べられる仕組み。

 観覧チケットは1人3500円だが、2千円の協賛金を募り、子どもは1500円で見られる。

 吉本新喜劇の作・演出も手掛けた徳田さんの助力により、きいやま商店のコントもパワーアップ。お笑いコンビ「ガレッジセール」の川田広樹さんらのゲストも迎える。

 きいやま商店の3人は「ワクワク、ハラハラできるネタ。ハプニングもあるかも」(マストさん)、「何も考えずに楽しんで」(だいちゃん)、「前の方で見て」(リョーサさん)と、子どもの来場に期待する。自身がドリフに憧れたように、きいやま商店が次世代に夢をつなぐ。舞台は12月2日午後7時に開演。

 問い合わせはトクダ製作所のメールtokudaseisakusho@gmail.com。
 (稲福政俊)



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