豊見城の「市鳥」はどの鳥に? 市がアンケート、「三角池」などに飛来・生息の8種が候補に


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豊見城市の「市の鳥」の候補8種

 【豊見城】豊見城市は1日から30日までの期間で「市の鳥」を制定するアンケートを実施している。市制施行20周年を機に市の自然に思いを巡らし、市が未来に羽ばたくシンボルとすることが目的。沖縄野鳥の会や漫湖水鳥・湿地センターなどの意見を踏まえ、市内に生息・飛来する8種を候補として挙げている。回答は市内外問わず誰でも、市ホームページなどから、1人1種選ぶことができる。市企画調整課班長の渡慶次祐さんは「さまざまな人に回答してもらい盛り上げていきたい。ぜひ回答を」と呼びかけた。

 8種は五十音順に(1)イソヒヨドリ(2)カワセミ(3)クロツラヘラサギ(4)セイタカシギ(5)ツミ(6)ミサゴ(7)ミフウズラ(8)メジロ。いずれも市内の市街地や河川、豊見城城址公園や通称「三角池」などで生息したり飛来したりしている鳥。

 市は8月下旬に野鳥の会など8団体で「市の鳥制定懇話会」を立ち上げ、10月上旬の協議を経て8種を候補に決めた。

 回答はウェブのほか、市役所1階市民交流スペース、漫湖水鳥・湿地センター、市立中央公民館、市立中央図書館の4カ所に設置された用紙に記入し、回収箱に投函(とうかん)することもできる。無記名で、「市内か市外か」「年代」「ふさわしい鳥」「選択理由」を記入する。リンクhttps://logoform.jp/form/MfJx/127033 からも可能。

 集計後、来年2月ごろに「市の鳥」を発表する予定。問い合わせは市企画調整課、098(850)0364。

(照屋大哲)