琉球新報社 
【那覇】那覇小学校（松島良規校長）の児童会運営委員会はこのほど、同校のキャラクターを決める「那覇小キャラクター総選挙」を実施した。仲西桜子さん（6年）が考案した「ななはさん」に決定した。
キャラクターづくりは、今年8月の児童会役員交歓会（那覇地区小学校特別活動研究会主催）で、他校の児童がキャラクターを見せ合い交流していたことに刺激を受けたことがきっかけ。全児童約460人を対象に募集し、約180作品の応募があった。この中から運営委員が6作品を選び、選挙を実施した。
投票の結果、那覇小の特色とも言える緑色の体育着を着て丸い形を多く取り入れたキャラクターの「ななはさん」に決まった。今後はキャラクターの着ぐるみなどの製作も検討し、児童会行事や学校行事などで活用される予定。
児童会運営委員会の委員長（6年）は「議論を重ね運営委員みんなでカバーし合い総選挙を成功させることができた。達成感があり自信になった」と語った。副委員長（6年）は「大変なことや、うまくいかないこともあったが、成功できてやりがいを感じた」と話した。
松島校長は「職員は既にキャラクターをデジタル化して学級だよりや学年だよりなどで活用している。那覇小のシンボルになると思う」と語った。
（中川廣江通信員）
