世界の動きを楽しく学ぼう 坂田小でNIE実践フォーラム 沖縄・西原


社会
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新聞を活用した公開授業で、元気よく手を上げる児童たち=22日、西原町翁長の坂田小学校(小川昌宏撮影)

 教育現場での新聞活用のあり方を学ぶ2022年度沖縄県NIE(教育に新聞を)実践フォーラム(県NIE推進協議会主催、西原町教育委員会共催)が22日、日本新聞協会指定NIE実践校の西原町立坂田小学校(松川邦昭校長)で開催された。町内外から教育関係者ら190人が参加した。3年生、5年生、特別支援の合計5クラスで公開授業が行われ、記事からクイズを作って楽しみながら、内容への理解を深める実践などが紹介された。

 公開授業終了後は授業感想交流会が行われ、授業者の感想やNIEアドバイザーの助言、質疑応答があった。最後に体育館で全体会があり、同協議会の仲村守和会長はあいさつの中で「まずは先生方がNIEを楽しんでほしい」と呼びかけ、西原町教委の新島悟教育長は「情報活用能力や社会性を高めることにつながると実感している」とNIE活動の意義を述べた。
 (高良利香、写真・小川昌宏)