海銀リース(沖縄県那覇市)はこのほど、中古機械商社のU―MACHINE(ユーマシン、名古屋市)と業務提携契約を締結した。県内企業で使われていない建設機械などの売却先として、海銀リースがU社を紹介。遊休資産を融通し、循環型社会への貢献を目指す。
半導体不足や新型コロナウイルスの影響で、生産現場では人手不足も相まって納期の遅れが課題となっている。U社が強みとする工作機械や建設機械も同様で、「即納」の需要が全国的に高まっている。県内でもホテルやマンション建設での需要が見込まれる。
海銀リースの謝名孝雄常務は「リースとは違った形で顧客をサポートし、循環型環境社会への一助にしたい」と語った。
U社の駒沢真常務は「ネットのオークションで買い手が買いやすい運営もしている。いずれは沖縄でヤードを借りることも検討したい」と説明した。
(當山幸都)