琉球新報社 
第11回ご当地！絶品うまいもん甲子園（全国食の甲子園協会主催）決勝大会が27日、東京都の武蔵野調理師専門学校で開かれた。全国93校から勝ち上がった8校が参加。美里工業高校の生徒3人が、県産メカジキをメインに据えた「獅子も驚く！南国漬け」で挑んだ。入賞には至らなかったが、大会スポンサーからの特別賞を受賞した。力を合わせた調理で沖縄の食材をアピールした。
3人はチームワークを発揮し、ゴーヤーやパパイア、黒糖など9品もの食材を手際よく料理した。
仲地蓮輝（はすき）さんは（18）「悔しい。いけると思ったがほかも（レベルが）高かった。また1月に料理の大会に出るので頑張りたい」と話した。
伊計翔也さん（17）は「精いっぱいやりきった。県外で料理の道に進む。経験をバネにステップアップしたい」、屋富祖大空（だいあ）さん（17）は「達成感がある。3人で声をかけ合いながらできた。これからも沖縄の良さを発信したい」と経験を生かし、さらに高みを目指すことを誓った。
（中村優希）
