超絶ダンスに興奮 ブレイクダンス大会


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ステージ上のパフォーマンスに盛り上がる観客たち=3日、沖縄市の沖縄アリーナ(小川昌宏撮影)

 【沖縄】ブレイクダンスの世界大会「Battle of the Year(バトルオブザイヤー)」決勝大会が3日、沖縄市の沖縄アリーナで開かれた。世界最大規模の大会に、詰めかけた国内外のダンスファンが声援を送った。

 「沖縄で世界トップの選手が見られるなんて」。読谷村から訪れた東恩納空さん(14)は声を弾ませる。ブレイクダンスをしており、この日を待ち遠しく思っていた。「夢はこの舞台に立つこと」と見据える。

 大会はショーケース審査から始まり、各国のクルーが世界最高峰のダンスを披露。ダイナミックな大技が決まると、観客は手を上げ声援を送ったり、体を揺らしたりして一緒に会場を盛り上げた。

 県出身の金城隼人さんと新垣和康さん所属の日本代表クルー「MORTAL COMBAT(モータルコンバット)」が登場すると、会場は一段と盛り上がった。響くビートに合わせ、会場の至る所で観客やダンサーがダンスを踊り楽しんだ。

 石川県から訪れた宮丸澪さん(14)はサイドコンテンツの2on2に出演。「海外の選手の踊りを見て、自分のスキルを伸ばしたい。サッカーや野球のようにブレイクダンスを有名にしたい」と目を輝かせた。

 (石井恵理菜)