東村長選、現職の當山氏が2期目出馬表明


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當山全伸氏

 【東】2023年4月に任期満了を迎える沖縄県東村長選で、現職の當山全伸氏(74)が3日、村有銘の後援会事務所で会見し、2期目の出馬を表明した。當山氏は「村民が『住んで良かった』と思える村づくりを進める」と決意を語った。

 1期目の実績に就農支援住宅の整備などを挙げ「定住促進の住環境整備やホテル、企業の誘致による雇用の確保をさらに進めたい」と述べた。

 米軍機の騒音などの問題については「住宅地での夜間訓練や水源地上空を飛ばないよう粘り強く国に求める」と語った。村長選には前村議会議長の港川實登氏(70)も出馬表明している。

 當山全伸氏 (とうやま・まさのぶ)1948年10月生まれ。村有銘出身。日大農獣医学部卒。73年に村役場に入り企画観光課長などを務め、2009年に退職。19年の村長選で初当選した。

(岩切美穂)