拳銃射撃で沖縄県警が初の全国V 第2部団体、個人の部も


社会
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2022年度全国警察拳銃射撃競技大会で団体・個人優勝を果たした件ケーチーのメンバーら(県警提供)

 2022年度の全国警察拳銃射撃大会が11月25日、東京都の警察庁術科センターで開かれた。中規模の県警察署が参加する第2部で、沖縄県警が団体優勝を果たした。制服警察官用拳銃個人の部でも前田数馬巡査部長が優勝した。いずれも過去最高位。県警チームの岸本満監督は「訓練の成果を発揮して優勝することができた。今後も訓練に励み、技能を向上させて県警の術科振興に貢献したい」と話した。

 拳銃射撃大会は制服警察官用拳銃の部、私服警察官用拳銃の部、センターファイヤーピストルの部の3部門で競われ、合計得点で団体優勝が決まる。県警は総合得点1534点だった。

 遅撃ち、速撃ち、腰撃ち、膝撃ち、高撃ちを各5発50点満点で計8回行う制服警察官拳銃の部で優勝した前田巡査部長は、8回中6回で満点を記録し、合計395点を挙げた。前田巡査部長は「結果に満足することなく、自身の技術向上と後輩の指導に励みたい」と語った。
 (金城大樹)