オリックス・宮城 3000万円増の8000万円で契約更改「タイトル獲得を目指す」


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契約更改交渉を終え、笑顔でポーズをとるオリックス・宮城=5日、大阪市

 オリックスの宮城大弥投手が5日、大阪市内の球団施設で契約交渉し、3千万円増の年俸8千万円で更改した。11勝(8敗)を挙げた21歳のサウスポーは「けがなしで一年間(先発で)回れたことを評価していただいた。来年はどの数字も今年を超えて1億円を超えたい」と鼻息を荒くした。

 3年目の今季は新人王に輝いた昨季から2年連続2桁勝利、防御率3・16と安定感を示してリーグ連覇に貢献した。26年ぶりの日本一を決めた日本シリーズ第7戦の勝利投手になった。それでも今季を振り返ると「調子に波があった。もっとできると思っているのでオフもしっかり取り組む」と慢心はない。森をはじめとする捕手陣とは「コミュニケーションを取り、2023年はよりいい1年にしたい」と意欲を示した。

 2年連続沢村賞受賞のエース・山本には「今シーズンも完敗だったので、来シーズンはひとつでもタイトル獲得できるように頑張ります」とコメントした。

 また来春のワールド・ベースボール・クラシックで使用される公式球でキャッチボールをしているといい「(代表に)もちろん選ばれたい。準備している」と意気盛んだった。(金額は推定)
(共同通信)