巨人・大城 2500万円増の8000万円でサイン 「優勝目指し頑張る」


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契約更改交渉を終え、来季の目標を書いた色紙を掲げる巨人・大城=6日、東京都内の球団事務所(球団提供)

 巨人の大城卓三捕手は6日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉し自己最多の13本塁打をマークし2500万円増の年俸8千万円でサインした。大城は「ファームに落ちたのも初めてだが、その経験を後半戦に生かせた」と振り返った。交渉では、優勝への貢献を期待する言葉をもらったといい「キャッチャーというポジションなので、やっぱり優勝はとてもしたい。目指して頑張りたい」と意気込んだ。

 6月に初めてのファーム落ちを経験した。同月中旬に1軍復帰すると代打で4月以来の本塁打。「(2軍で)いろいろ吸収する部分もあった。上に上がり、そこから良くなったという感じが自分の中でもあった。初のファーム落ちで、逆にそれがプラスになった」と語った。

 2軍での収穫として「1軍にいたら普段あまりできないこと。トレーニング系やランニング系だったり」と振り返り、「もちろん技術もだが、それ以外の部分が結構大きかったと思う。そういったところを継続していけたらと思う」と経験を来季に生かすことを誓った。

 菅野らと米ハワイで自主トレを予定。「練習について行けるように、足を引っ張らないようにやっていきたい」と笑みを見せつつ意欲をにじませた。

 今季は出場115試合で打率2割6分6厘。来季目標を問われると「やっぱり2割8分以上打てるように。捕手としても勝てるように。そうすればおのずと結果もついてくると思う。優勝目指して頑張りたい」と決意を示した。
 (金額は推定)