沖縄県内の教員96人不足 代替人員の確保難しく 教育長「重く受け止めている」


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 沖縄県内公立学校で教員が不足している問題で、県内の公立小中高校と特別支援学校の教員が、今年10月時点で計96人不足していることが7日、分かった。同日の県議会代表質問で、半嶺満教育長が山内末子氏(てぃーだ平和ネット)の質問に答えた。

 教員不足の内訳は小学校39人、中学校31人、高校16人、特別支援学校10人。

 9月当初は94人不足していたが、10月はさらに2人の不足が生じた。

 半嶺教育長は、未配置の原因に病気休職者などの代替教員の確保が厳しい状況を挙げ「授業に影響が出ないよう対応しているところだが、教員の業務量増加など学校運営上の大きな課題となっており、重く受け止めている」と述べた。
 (吉田早希)