悲願の初戦突破へ気合 西原高サッカー部 29日に1回戦


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西原高校サッカー部の(右から)安次富利恵子校長、パルマるなマネジャー、玉城真哉監督、上田ゆん主将、玉城吉貴県サッカー協会会長、齋藤博父母会長、新城拳聖顧問=7日、那覇市泉崎の琉球新報社

 28日開幕の全国高校サッカー選手権大会に出場する西原高校サッカー部の上田ゆん主将、安次富利恵子校長ほか関係者が7日、県大会優勝旗を手に琉球新報社を訪れ、全国大会に向けた決意を語った。

 1回戦は29日、神奈川県川崎市の等々力陸上競技場で、日大藤沢(神奈川)と対戦する。

 上田主将は「昨年の全国大会にも出場したが、守ることだけで精いっぱいだった。初戦で敗退し、来年も絶対ここに来る、と決めた。チームはみんな仲良く、一人一人励まし合いながらやってきた」と、前回大会からの日々を振り返った。さらに、日本代表チームのW杯での活躍について「最後まで粘り強く戦う姿を示してくれた。自分たちも頑張れる」と話した。

 玉城真哉監督は「前回大会以降、選手たちは一試合ごとに力をつけてきた。全国で勝ちたい」と悲願の初戦突破へ力を込めた。

 サッカー部父母会(齋藤博会長)では、派遣費用などに充てたいとクラウドファンディングで支援を募っている。詳細はTwitter「2022西原高校サッカー部応援プロジェクト」で確認できる。
 (林恭子)