沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)や市町村の観光協会などで構成する県観光協会等協議会は8日、南部地区協議会を那覇市ぶんかテンブス館で開いた。レンタカー不足や修学旅行の誘致などについて話し合った。
レンタカー不足に対応するための代替交通手段整備について、県内の路線バスの乗り方を提案するガイドブックなどが紹介された。那覇市観光協会の名嘉元裕常務理事は「できるだけ長く滞在してもらうために、コンテンツと移動手段を提供する必要がある」と提言した。
OCVBは、各地の観光協会間で情報の発信や共有を気軽にできるよう、マイクロソフトのTeamsを活用したプラットフォームを構築するとした。
同協議会は年内に八重山地区協議会と宮古地区協議会の開催を予定している。
(與那覇智早)