「夫婦別姓」への陳情書、全会一致で採択 与那原町議会


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与那原町役場(資料写真)

 【与那原】沖縄県与那原町議会(喜屋武一彦議長)は9日の12月定例会最終本会議で、選択的夫婦別姓の法制化を求める意見書の提出を要望する陳情書を全会一致で採択した。

 陳情は県内の市民団体「選択的夫婦別姓・陳情アクション沖縄」が提出した。「現制度では煩雑な改姓手続きを夫婦の一方のみが負うことや望まない改姓による精神的苦痛、キャリア形成上の不利益などの問題が生じている」などと指摘し、法制化に関して、与那原町議会に意見書可決を求めていた。

(金城実倫)