スプレーアートに挑戦 沖縄市で催し 壁画活用、商店街華やか


この記事を書いた人 Avatar photo 滝本 匠
スプレーアートに挑戦する子どもたち

 【沖縄】コザ十字路通り会(森寛和会長)は11月23日、「ストリートで遊ぼうプロジェクトWARP UP」を開催した。大阪でミューラル(壁画)を活用した街づくりアートプログラムを手掛ける会社「WALL SHARE」(川添孝信代表)の協力を得て開催した。
 通り会のカフェ「NooR(ノア)」オーナーでラッパーの「ST-LOW-LOW」が知人を通じて同社とつながり、イベントが実現。プロのアーティストが通りの建物3戸に壁画を描いた。子どもたちもプロが使用するスプレー缶を使い、自由に壁画を描くワークショップ=写真=と、カフェ・ノアが提供したカレーライスやタコライスが子ども食堂として振る舞われた。
 初めてスプレーアートに挑戦した安慶田小学校5年の池原美海さん(11)は「人の顔が好きなので、ニコちゃんマークを描きました。作品は通りに飾ってほしい」と話した。参加した子どもたちに水性顔料サインペンをプレゼントした川添代表は「コザ十字路通り会でミューラルアートを増やして、他の商店街にも広げていきたい」と述べた。 (喜納高宏通信員)