PFAS規制、意見書を可決 日本政府に立法化求め 中城村議会


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中城村役場(資料写真)

 【中城】沖縄県中城村議会(伊佐則勝議長)は9日、定例会最終本会議で「有機フッ素化合物(PFAS)汚染から県民の健康と生命を守る意見書」を可決した。米環境保護庁などの指針を参考にPFAS規制の立法化などを求めている。近日、日本政府に郵送する。

 意見書では、PFASが含まれる泡消火剤の流出事故や土壌汚染に対し「県民の健康不安は増大するばかり」と指摘。汚染源と疑われる米軍基地の立ち入り調査や疫学調査を政府が主導して実施することを要請した。

(新垣若菜)