池間、中原さん優秀賞 「夢の那覇空港」絵画表彰


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「私が考える夢の那覇空港」絵画コンクールで表彰された小学生たち=11日、那覇市鏡水の那覇空港旅客ターミナル・ウェルカムホール 写真

 那覇空港第2滑走路の運用開始から2周年を記念した「私が考える夢の那覇空港」絵画コンクールの表彰式(那覇空港拡張整備促進連盟主催)が11日、那覇市鏡水の那覇空港旅客ターミナルビルのウェルカムホールで行われた。想像力豊かな作品を描いて優秀、優良、佳作を受賞した小学生18人に表彰状が授与された。小学生低学年、高学年の両部に計52作品の応募が寄せられた。

 低学年の部で優秀賞に輝いた宮古島市立北小2年の池間希織さん(8)の作品タイトルは「琉球舞踊の空港」。3歳から琉舞を習う池間さんはターミナルの屋根を花笠、壁面を紅型で彩り、搭乗待合室は扇子の形にした。「好きな琉舞と飛行機、空港を一つに描いて表彰されて、うれしい」と喜んだ。

 高学年の部で優秀賞に輝いた那覇市立垣花小5年の中原利佳さん(11)の作品タイトルは「夢と希望の那覇空港」。雌雄のシーサーと「めんそーれ」と描かれた飛行機と並んで宇宙船が飛び立ち、空には月と土星が浮かんでいる。中原さんは「10年後の未来を描いた。宇宙旅行だとみんなは月に行くだろうが、私は土星に行きたい」と夢を語った。

 優良賞受賞者は次の通り。 
 ▽低学年の部 伊元邦(八重瀬町立白川小1年)、中原友里(那覇市立垣花小3年)
 ▽高学年の部 仲嶺真忠(沖縄カトリック小4年)、金城銀杏(うるま市立あげな小6年)
 (安里周悟)