PFAS規制の立法化求める意見書を可決 大宜味議会、全会一致


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大宜味村議会議事堂(資料写真)

 【大宜味】大宜味村議会(大城佐一議長)は15日の12月定例会最終本会議で「有機フッ素化合物(PFAS)汚染から県民の健康と生命を守る意見書」を全会一致で可決した。PFAS規制の立法化や国の責任による疫学・環境調査を求めた。

 意見書は、PFASによる飲み水や土壌の汚染に「県民の健康不安は増大するばかり」と指摘。市民団体が実施した住民の血中濃度調査で高い数値が検出されたとして対策を求めた。日本政府に郵送する。 (岩切美穂)