<16日朝5時、紙面掲載時点の内容>
沖縄県は現在、家畜衛生試験場での遺伝子検査(PCR)を進めている。16日午前6時をめどに検査の結果が出る見込み。陽性を意味する「疑似患畜」と確定した場合、発生農場では同日午前9時から17日にかけて殺処分や焼却または埋却を進める。合わせて汚染物品の消毒や鶏舎の清掃、消毒を行い、18日には防疫措置が完了する予定となる。
陽性が確定した後、発生農場から3キロメートル圏内は移動制限区域となり、鶏と卵の移動が禁じられるが、今回の区域内には他の農場はない。発生農場から10キロメートル圏内の搬出制限区域では、区域外への鶏と卵の搬出が禁じられる。対象農場は18戸。
消毒ポイントでの消毒作業は、移動制限区域では農場での防疫措置が完了してから21日後の1月8日まで行う。搬出制限区域では防疫措置が完了してから10日後の12月29日まで行われる。
(與那覇智早)
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