【速報】半径10キロ14農場からの卵・肉の出荷が可能に 沖縄・鳥インフル 感染確認されず、国との協議で決定 


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
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 沖縄県は17日、金武町の高病原性鳥インフルエンザ発生に伴い鶏肉や卵の出荷が制限されている半径10キロ以内にある18農場のうち、14農場については出荷できるようになったと発表した。検査で感染していないことが確認されれば、国との協議で個別に出荷が認められる「例外協議」による措置。

 発生現場の10キロ圏内は「搬出制限区域」に指定され、卵や鶏肉の搬出が原則として禁じられる。県によると、残りの4農場に関して希望がなかったため、例外協議は実施していない。

 18農場(約42万羽)の内訳は、肉用鶏が13戸(約32万3700羽)、採卵鶏が5戸(約10万500羽)。

 4万5千羽が飼育されていた発生現場の農場の鶏は、17日午前8時現在で1万200羽が殺処分され、作業が続いている。