100キロ走、468人が完走 3年ぶりウルトラマラソン 沖縄本島南部


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一斉に走り出す沖縄100Kウルトラマラソンの参加者=18日午前5時、マリンプラザかねひで東浜市場(又吉康秀撮影)

 沖縄県与那原町、南城市、八重瀬町、糸満市の4市町を走る「第5回沖縄100Kウルトラマラソン」(同実行委員会主催、琉球新報社共催)が18日、与那原町東浜の与那古浜公園を主な発着点に開催され、649人が完走した。

 3年ぶりの開催となった同大会。最も出発時間が早かった100キロの部では、夜明け前の午前5時にランナー570人がヘッドライトの光を頼りに一斉に走り出し、完走率82・1%の468人が完走した。50キロの部では134人がエントリーし、115人が完走した。22・5キロの「ニライカナイラン&ウォーク」では80人がエントリーし、66人が完走した。

 気象庁によると同日は南城市糸数で最低気温が今季最低の10・8度(午後4時20分)、最大風速は13・4メートル(午前3時52分)を記録。北よりの寒風が吹く中、ランナーは南部路を力走した。地域住民や子どもたちがボランティアとしてランナーに水や特産品などを振る舞い、声援を送った。ゴール地点では島うた少女テンが民謡を歌い、激励した。

(金城実倫、金良孝矢)


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