【動画・写真特集】発見された古墓、日本軍壕の姿は…空自那覇基地内の発掘調査


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発見された大屋門中墓=12月14日、航空自衛隊那覇基地

 那覇市による航空自衛隊那覇基地内の発掘調査で、18世紀に造られたとみられる宮城村(みやぐすくむら、現在の那覇市宮城地域)の古墓や戦時中の日本軍壕が発見された。調査の結果、古墓は宮城地域の大屋(うふや)門中などの墓だと判明した。発見された古墓や壕などを写真で紹介する。

【記事はこちら】 

>>旧宮城村の古墓発見 18世紀に建立か、日本軍の壕も 那覇市の航空自衛隊那覇基地内

>>戦後に接収された地に残る遺物「歴史資料になる」一部を現地保存へ 


 

大屋門中墓の墓室内。中央は古い骨を入れる「池」と呼ばれる区画

 

大屋門中墓に残る砲撃の跡

 

安次嶺門中墓の上部で見つかった参道と思われる石張部分

 

上ン門門中墓(左)

 

門中墓で見つかった厨子甕の一部

 

厨子甕の文字を確認する門中の子孫

 

丘を掘って作られた地下壕。全長百数十メートルに及ぶ

 

旧日本海軍建設の地下壕。足下は泥でぬかるみ、坑木が残っている

 

壕内で見つかった遺留品

 

古墓近くで発見された日本軍の地下壕