泡盛の酒質を「見える化」 マップを基に利き酒


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主力製品酒質マップ体験会で泡盛の利き酒をする泡盛酒造メーカーら=20日、那覇市の沖縄国税事務所

 沖縄国税事務所は20日、2022年度泡盛鑑評会主力製品酒質マップ体験会を開き、県内の泡盛酒造メーカー関係者ら約30人がマップを基に利き酒した。主力製品の酒質マップの作成は昨年に続き2回目で、体験会を開くのは初となる。

 9月に行われた泡盛鑑評会では、古酒部門の表彰は行うものの、主力製品は評価が行われるだけだった。酒質の見える化を図るため、古酒以外の各社の主力製品を解析し、2次元で八つの評価項目を示した。

 「神泉」を出展した上原酒造の吉永桐人さんは「味を視覚で表現するのは難しいことだが、よく出来ていると思う。飲食店などにマップを置いて、自分の好きなお酒を見つけられるようにしてほしい」と話した。
 (與那覇智早)