沖縄県は23日、新たに1035人が新型コロナウイルスに感染したほか、3人が感染後に死亡したと発表した。感染者が千人を超えたのは2日連続。新規感染者の年代別では30代が167人と最多で、続いて40代166人、20代150人、10代149人、50代117人などとなっている。
入院患者は222人で病床使用率は32・2%。圏域別では本島34・9%、宮古19・7%、八重山11・1%だった。施設内感染などで県が支援に入っている社会福祉施設は52カ所。施設内療養者は計204人だった。
県病院事業局は20日に県立精和病院で発生したクラスター(感染者集団)について、新たに18人の感染が判明し、累計28人になったと発表した。
県衛生環境研究所が定期的に実施しているゲノム解析で、WHOが示す監視下のオミクロンの亜系統の「BF・5」と「BA・5・1・25」の2種類が県内で初確認された。 (普天間伊織)