人気のマリンスポット「青の洞窟」に注意喚起の看板 恩納・真栄田岬 離岸流発生で事故多発


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恩納村が設置した注意喚起の看板(石川署提供)

 【恩納】沖縄県恩納村(長浜善巳村長)は6日、離岸流の発生が確認されている同村真栄田の人気マリンレジャースポット、真栄田岬(通称・青の洞窟)に注意喚起の看板を設置した。村が石川署や那覇海上保安部、金武地区消防本部と協議の上、設置を決めた。

 県警地域部によると、今年1月~11月末の県内の水難事故発生件数は101件(暫定値)で過去10年で最多。このうち、真栄田岬で発生した水難事故は4件(同)で、死者は2人(同)だった。

 看板の設置に伴い、石川署の大城靖署長は「マリンスポーツを楽しむ人々には、ライフジャケットの着用と、離岸流の発生する危険海域には近づかず安全な場所で泳いでいただくことをお願いしたい」と注意を呼び掛けた。
 (金城大樹)