【沖縄】美里工業高校電気科と美来工科高校電子システム科の生徒が14日、諸見小学校を訪れ、6年生の児童を対象にプログラミング体験教室を開いた。11月から開催され、3回目の今回が最後の教室。児童らはプログラミングができるマイクロコンピューター「マイクロビット」を使い、電子部品で作ったクリスマスツリーを点灯させて楽しんだ。
体験教室は両校の「課題研究」の一環。3年生がこれまで学んだことを生かし、社会に出る前にコミュニケーション力を身につける場になっている。
第1回教室はマイクロビットを使ってプログラミング作成を学び、第2回は電子部品を使い、電子回路を学びながらクリスマスツリーを作った。第3回はマイクロビットでクリスマスソングを作ったり、ツリーを点灯させたりする方法を学んだ。
6年生の児童は「マイクロビットでオリジナルの音楽を作った。いろいろな表現ができて楽しい。もっとマイクロビットを使いたい」と笑顔を見せた。
美来工科3年の生徒は「みんな慣れてきて楽しそうに学んでくれた。これからの時代はプログラミングが必須なので、この体験教室で興味をもってくれたらうれしい」と話した。
(石井恵理菜)