杏寿が二つ目昇進、沖縄県出身の女性落語家で初 来月、師匠の金原亭世之介と沖縄で「親子会」


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親子会を開催する金原亭世之介(左)と杏寿(提供、撮影・赤月瀾)

 「金原亭(きんげんてい)世之介・杏寿(あんじゅ)新春親子会」が、2023年1月8日と9日に開催される。杏寿は、高校生のときから県内でタレントや女優として活躍していた川満彩杏(あい)。上京後、2017年に世之介に弟子入りし、19年に前座に昇進し、23年2月には県出身の女性落語家として、初の二つ目昇進が決まっている。

 世之介への弟子入りのきっかけは、師匠が演じていた落語「宮戸川」だった。話芸だけで、役を演じわける姿に感銘を受けた杏寿は「情景が頭に浮かび、一本の映画を見たほどの衝撃があった」と振り返る。世之介は「人生を懸けてやるなら」と、入門を認めた。

 杏寿は「(私に)落語ができるのかなと、気構えや心配をする方もいるんじゃないかと思う。私も師匠の下でしっかり修行をしたので、楽な気持ちできていただければと思う。精いっぱい演じたい」と話した。

 8日は那覇市ぶんかテンブス館テンブスホールで午後5時開演。9日は糸満市のシャボン玉石けんくくる糸満ホールで午後2時開演。料金は一般2500円。高校生以下1500円。2公演通し券が一般4千円。高校生以下2500円。問い合わせは8日公演が098(868)7810、9日公演が098(992)2500。
 (藤村謙吾)